えまノート

グラフィックデザインの仕事や転職のこと、勤め人だった頃からフリーになった現在のこと、ブログのことなどを綴っています。

グラフィックデザイナーの仕事とは、どんな仕事か?

2016/06/24

sponsored link

グラフィックデザイナーの仕事とはどんな仕事かということについてお話ししたいと思います。

初心の方への記事として、本当はこれを一番最初に書くべきだったかも知れません。

グラフィックデザインの役割

グラフィックデザインはコミュニケーションデザインのひとつです。
誰か(=クライアント)が多くの人(=ユーザー)に、何かを伝えようとするとき、平面的な二次元の制作物(主に印刷されたもの)をデザインすることによって、その手助けをすることです。

クライアントが、グラフィックデザイナーにとってのお客様になります。
グラフィックデザインの仕事は、クライアントからお金をもらって、クライアントが必要とする制作物をデザインするということです。

このように、グラフィックデザイナーの仕事は二次的に発生する仕事です。
何かを伝えたいという「クライアント」がいて初めて成り立つ仕事です。

何かを表現する仕事ではありますが、グラフィックデザイナー自身がが発信源となることはまずありません。
発信源はクライアントです。

伝える相手はユーザー(となってくれそうな人)です。
ユーザーというのは、クライアントが売りたい商品の使い手となる人、買ってくれる人です。
新商品の場合、まだ実際にユーザーは存在していませんが、「このような人に買って欲しい」「このような人が対象だ」と、あらかじめコアとなる人たちを設定します。これは未来のユーザー候補とでもいうべき人たちで、「ターゲット」と言います。

クライアントがターゲットに情報を伝えるための媒体の中で、平面的に印刷されるものをデザインをすることが、グラフィックデザイナーの仕事です。
ターゲットにとってわかりやすい、
ターゲットにとって読みやすい
ターゲットに好かれる
というところがデザインのポイントになってきます。


sponsored link



グラフィックデザインの2つの系統

グラフィックデザインには、「広告系」と「エディトリアル系」の2つの系統があります。

広告系の仕事は、何かを大勢の人に告知したり、商品を売るための仕事です。
代表的な制作物としては、ポスターやマス広告などがありますが、何かを売るためのチラシやパンフレットなどはすべて広告系の仕事です。
広告系の仕事は、制作物そのものは商品ではありません。
クライアントの商品が、できるだけ多くの人に売れるようにデザインすることがポイントになってきます。
何か新商品を売ろうとするときに、売るための戦略は色々あります。テレビCMをつくったり、その他さまざまなことをして、何とか売ろうとするでしょう。広告系のグラフィックデザインは、その戦略の一部ということになります。

エディトリアル系の仕事の代表格は、雑誌や書籍です。
エディトリアルの場合は、雑誌や書籍は商品です。
クライアントは、出版社など、雑誌や書籍を発行する人です。
読者がユーザーとなります。
媒体そのものが商品であって、商品そのものをデザインするというところが、広告系と大きく違うところです。

これからデザイナーになろうと転職を考えている人は、
広告系をやりたいかエディトリアル系をやりたいか考えておいた方がいいと思います。

両方やっている会社もありますが、多くのデザイン会社はどちらかにかたよっています。

迷っている人は…

迷っているなら、広告系を先にチャレンジすることを、個人的にはオススメします。
というのは、
1 「広告系からエディトリアル系に転向したい」
2 「エディトリアル系から広告系に転向したい」
でくらべると、1の「広告系からエディトリアル系」への転向の方が比較的楽だからです。

だからといって、すべて、エディトリアル系は簡単で広告系は難しいということではありません。
レベルの高い仕事をしている会社に入るのはどちらも難しいことだと思います。
レベルの低い広告系の会社からレベルの高いエディトリアル系の会社に転職するのは難しいことです。

自分がどこまでやりたいのかにもよりますが、できるだけスタート地点のレベルを高くしておいた方が後のち楽だということです。

ところで、「レベルが高い低い」は何が基準になっているでしょうか?
一概には言えませんが、「露出度(ろしゅつど)」はひとつのわかりやすい基準になるかと思います。

露出度というのは、どれだけの人に目にしてもらえるかということです。
広告系で考えたときに、例えばポスターなら、特定の小売店に貼られる店内ポスターよりも、多くの人が行き交う駅に貼られているポスターの方が露出度は高いです。
エディトリアル系ならば、特定の団体だけに向けて発行される雑誌よりも、出版社が発行する、全国の書店で売られる雑誌の方が露出度は高いです。

「有名」だったり「よく売れる」ということは、露出度の面から、グラフィックデザインの世界では正しい方向性にあるということです。

グラフィックデザインの仕事は、「できるだけ多くの人に見てもらえる、買ってもらえる、読んでもらえるようにつくる」という特性上、露出度が高い仕事の方がレベルは高いと言えると思います。

それから、「どんな業種のクライアントの仕事をするのか?」ということも考えたほうがいいことです。
これについては次の記事で書きたいと思います。
>>>グラフィックデザインの仕事で 扱うクライアントの業種の分野について


>>>Homeへ

sponsored link
sponsored link

-デザイン初心者