えまノート

グラフィックデザインの仕事や転職のこと、勤め人だった頃からフリーになった現在のこと、ブログのことなどを綴っています。

グラフィックデザイナーの労働条件について。労働時間や残業代についてなど。

2016/06/24

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グラフィックデザイナーの労働条件について お話ししたいと思います。

労働時間

以前、何かで、イギリスのグラフィックデザイナーは、5時になると仕事が途中でも切り上げて帰ってしまうと読んだことがあります。
これが本当かどうかはわかりませんが、日本の場合は、グラフィックデザイナーの労働時間は「長い」です。

会社によりますが、毎日終電まで、ときどき徹夜、ときどき休日出勤、2、3日会社に寝泊まりするというような会社もありました。
これは、わたしが経験した会社のうちの最悪だったかと思います。

ですが、もっと労働時間が長い会社もあると聞いたことがあります。
一ヶ月帰ってないとか、
平日は会社に泊まり、週末だけ家に帰るなど。

労働時間が長くなるのは、仕事を納期までに間に合わせるためという、「量」に問題がある場合もありますが、デザイナーが「質」にこだわることによって長くなるという面もあります。
中には「寝ても覚めてもデザインが好き、仕事が好き」というモチベーションの高い人もいます。
初心のときに、上司や先輩でこのような人に出会ったら、むしろラッキーと思ってつきあった方がいいと思います。
とても学ぶことが多いのではないかと思います。

でも、中にはウソみたいに労働時間が短い会社もありました。
ほとんど毎日定時か、せいぜい2時間くらいが残業という会社です。

こういう会社に2社くらい出会ったことがあります。

なぜか理由を考えてみましたが、2社に共通していたことと言えば、「クライアント直」の会社で、コピーライターもいて、印刷までひきうけ、印刷会社を下に従えていました。
一つの仕事の単価が高かったことと、コピーライティングや印刷まで引き受けていたので、デザイン料以外の利益があったためかと思います。

今の仕事もそれほど労働時間は長くはありません。こんな風にブログを書くという時間さえあります。
でも、今の勤め先のことですので、これ以上書くのはやめておきます。

ただ、色々と探せば、それほどひどくない会社もたまにはあると思います。


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残業代

給料の基本給がどれくらいかということは割愛します。
残業代についてだけ書きます。
固定給で、残業代込みという会社がとても多い業界です。
または、「10時間までは出る」とか。
派遣でも固定給の場合があります。
きちんと残業代を払ってくれたのは、時給で働いたときだけでした。

こうなるのは、「作業時間は払う」「アイデアを考える時間は払わない」という考え方からくるのでしょう。
確かに「アイデアを考える」ことについては、土日に仕事のことをすっかり忘れて遊んでいるときに何か出てきたりすることもあるので、時間で支払うことには無理があります。
でも、ただ作業が多いというときでも、固定給制の場合は、残業代はもらえないか制限があると思っていた方がいいと思います。
(わたしが知らないだけで、残業代がきっちり出る会社もあるのかも知れませんが)

社会保険など

ほとんどの会社では社会保険は全部ありました。
でも、小さな制作会社一社は、正社員という名目でしたが、「雇用保険だけ」ということがありました。そのときは、国民年金、国民健康保険を自分で別に払っていました。また別の小さなデザイン会社は、社会保険はぜんぜんやっていませんでした。


これからグラフィックデザイナーになろうとする方へ
グラフィックデザイナーの労働条件は過酷なケースが多いです。
特に労働時間が長いせいで途中でやめてしまった人を何人も知っています。
わたし自身「これは無理だ」と思った会社は長続きしませんでした。

仕事を選ぶ時は、「露出度の高さ」や「興味のある分野」も大事ですが、労働条件について考えてみる必要もあるかと思います。


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