えまノート

グラフィックデザインの仕事や転職のこと、勤め人だった頃からフリーになった現在のこと、ブログのことなどを綴っています。

グラフィックデザイナー転職 ポートフォリオ -- 経験年数

2016/08/09

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グラフィックデザイナー転職 ポートフォリオ についての記事です。
今回は、実務経験年数による、作品集の違いについて書きます。

未経験でデザイナーに転職するとき

ほとんどのグラフィックデザイナーの求人情報では、
「実務経験1年以上」など、実務経験が応募条件に書かれていて、
他の職種から転職するときは、それが大きな壁になっています。

わたしも他職種からの転職組でしたので、
その壁がどれほど大きかったかは理解できます。

一番良いのは…というか、わたしがやったのは、
デザインのスクールに行く、ということです。

デザイナーとして仕事をしようとするなら、
それが例え初めてであっても、
最低限、印刷やDTP、デザインなどの知識が必要になってきます。

だから、そういうことも勉強しながら、
実際にDTPソフトを使って実務レベルの作品を何点か、
スクールで制作し、それを作品集として1つのファイルにまとめ、
就職活動しました。

わたしは、
・CDジャケット(帯、ブックレットなど一式)3案
・新聞広告2案
・雑誌の特集やデータページのリデザインを3種類
全部で5つのプロジェクトをやったという感じでした。

ときどき「未経験OK」という募集もみかけましたが、
デザインの質があまり良くなかったりしたので、
(例えば、全部1色の決まりきったフォーマットの仕事など)
作品集をきちんとつくり、
実務経験○年以上というところに応募していった方が、
良い仕事に出会えると思います。

ここは例え多少敷居が高いと感じたとしても
頑張りどころだと思います。

スクールに通えば、知識を身につけ、
作品も制作していくことで、
「実務経験1年」程度の経験を作り出せるという利点もあります。

私はお金もかかるので、他の仕事をしながら、
2年くらいかかりました。

自分でMacとDTPソフトを買うのもおすすめです。

その方が早く身に付きますし、
スクールのMacは、人がたくさんいて、
いつも使えるとは限らないのです。

また、仕事をスタートすると、
ソフトのわからないところがたくさん出てきます。

そういうときに、会社でググったりしていると仕事になりませんが、
家に帰って自分でこっそり確認することができるので、
買っても無駄になりません。

MacにDTPソフトをインストールすることも、良い経験になります。

将来的にフリーランスを狙っている人は特に、
DTPソフトを持っていればそのまま使えるので、
買うのがベストだと思います。

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スクールを選ぶときは、雰囲気が自分に合っていて、
ちゃんとデザインが身に付くかどうかを判断するのが大事です。
DTPソフトを習得するだけで終わってしまわないように注意が必要です。

グラフィックデザイナーに転職する段階の中で、
間違いなく最も難関なのは、
未経験からの転職です。

スクールに行ったりMacも購入したり、
デザインを吸収するためのさまざまなことなど、
お金も労力もかかります。

それでも、何もかも新鮮で、
新しい知識を吸収するのが楽しくて仕方なくて、
一番楽しかった時期でもありました。

楽しめればのりきれることと思います。

わたしは、最初3ヶ月くらいDTPデザインスクールに通えば
何とかなるだろうと思っていましたが、
3ヶ月経って身に付いたのは、
ざっくりとした印刷やデザインまわりの知識と
DTPソフトの習得くらいでした。

「さて、これで何かデザインをするように言われて、
デザインができるだろうか?」と自分で考えたときに
「まだ無理」と思ったのです。
それで、スクールのデザインの先生に相談し、
元々デザイナーだった先生に個人的に習いにいき、
トータルで2年くらいかかりました。

「出会い」が大事かと思います。
特にデザインを教えてくれる人に出会うことが大事です。

色々な人の話をきいてみると、
「オペレーターをやっていたけど、デザイナーになりたくて、
デザイナーに弟子入りした」なんていう人もいます。

特に若い人で、憧れのデザイナーがいたりするなら、
その人のところへ飛び込んでみるのも一つの手かも知れません。

また、若い人なら、未経験でも「頑張りますので」
というような熱意だけでどこかにもぐり込めるかも知れません。

そういう場合は、最初の勤め先の上司との出会いが
「デザインを教えてくれる人」との出会いとなるのでしょう。

でも、わたしは、デザイナーになろうとしたときは、
すでに30歳を超えていました。
性格的にもあまり無謀なことは出来ない方だったので、
たまたま「デザインの先生」に出会えたことは
とてもラッキーだったと思っています。

それで、「誰でもがデザインを教えてくれる人に出会える場」
というのが「学校」なのです。

そういうわけで一応、未経験の場合は「スクールに行く」
というのをオススメしてみました。

余裕があれば「美大」や「専門学校」も良いと思います。
武蔵野美術大学には通信教育課程というのもあります。
>>>武蔵野美術大学
(知り合いが働きながらこれをやってデザイナーになっていました。
デザイナーになったあとも卒業するのには時間はかかったようです)

学校の先生か、始めての上司かわかりませんが、
ぜひ、「デザインを教えてくれる人」と出会ってください。

すみません、ポートフォリオの話と少しズレてしまいましたね。

ただ、学校に行って作品をつくるというのは、
1年間の実務経験に匹敵するくらいの経験値が身に付く上、
ポートフォリオにするための作品が作れるということは言えると思います。

経験が1年とか、2,3年で、まだ経験が浅いとき

最初に就職したところは1年でやめました。
自分の思い描いていたものとのギャップが大きかったからです。
実務作品の数が少なかったので苦労した時期でした。

そのため、この時期のポートフォリオは、
1年間で作ったものの他に、
過去にスクールで作成したものを入れたり、
仕事とは別に朝日広告賞に応募したりしたコンペのために作った作品をまぜて、何とか形にしていました。

コンペに応募した作品をまぜたりするのは、
新たなチャレンジなので良かったと思いますが、
スクールで作成したものは混ぜない方が良かったと思います。
(実績に自信のない人に見えると指摘されたことがあります)

>>>クリエイティブに強いエージェント


>>>紙媒体クリエイターの求人もあります

経験が5年以上で経験値がかなりたまってきたとき

経験が蓄積されれば、実務作品は増え、
数が少なくて困ることはなくなりました。
あとは、どのようにまとめてどう見せていくかということです。

そのためには、まずは過去の作品を
収集することから始めなければなりません。

同じ会社で何年も働いていると、
つい、この自分の作品をとっておくことを怠ってしまいがちです。

殆どのデザイン会社では、
やめるときに作品を持っていって良いと言ってくれるかも知れません。

でも、もし、出社して「もう、今すぐ辞めて出て行って欲しい」と、
突然いわれたらどうしますか?

辞めてから、あとで手に入れるのは難しいものもありますよね?
いつ何が起こるかわからないので、
まずは、日頃から作品をとっておくことをおすすめします。

特に転職の予定がない人でも、
とっておいた方が良いと思います。

ただ、もちろん、了解もなく、
まだ出版されてないようなものを持ち出すのは厳禁です。

クライアントに損害を与えかねません。
会社への守秘義務も犯しかねません。

でも、もらって良いと言われたものは、
とっておくようにするといいです。

わたしは、ためておいて、たまりすぎたら、
スキャナーでデータ化して、
実物は、不要なものは処分し、
愛着のあるものだけとっておくようにしています。

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