えまノート

グラフィックデザインの仕事や転職のこと、勤め人だった頃からフリーになった現在のこと、ブログのことなどを綴っています。

私が34歳で、未経験からグラフィックデザイナーになるまで --- 体験談

2016/11/07

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わたしが34歳で 未経験からグラフィックデザイナーになる までの体験談をお話しします。
未経験で、別の職種からデザイナーになりたいと思っている人に
読んでいただければと思って書いています。
また、かなり高齢で未経験からデザイナーになりましたので、
「自分はもう遅いのではないか」と思っている人の
参考になればと思います。

未経験で、別の職種からデザイナーになりたいと思っている人
に読んでいただければと思って書いています。

未経験からグラフィックデザイナーになる 前

25歳のとき、雑誌や漫画の編集をする会社に勤めていました。

そのときに、さまざまな漫画家の原稿を目の当たりにしたことと、
ある漫画家の作品に衝撃を受けて、
すっかり漫画にハマり、漫画家を目指すことにしました。
(会社はやめ、残業のないアルバイトなどを転々しました)

そのときから、デザインの勉強を始める32歳までの7年間は、
仕事をしながら主に漫画に取り組んでいました。

履歴書に書くような職歴には出てきませんが、
これがデザイナーになろうとする種になりました。

出版社に持ち込んだり、賞に応募したりしました。
そこで特にアドバイスをもらったのが、
「表現力がないと伝わらない」「絵がもっt上手くないと…」ということで、
デッサンやペン画のトレーニングを独学でやったりしていました。

わたしが憧れていた漫画家が、
Macをつかって漫画を描いているのだということを知り、
Macに興味を持つようになりました。
MacとPhotoshopを入手し、スキャナーで線画を読み込んで、
スクリーントーンをPhotoshopで貼るようになりました。

ですから、わたしが一番最初に使ったDTPソフトはPhotoshopでした。
スクリーントーンのプラグインがあったのです。

デザイナーになりたくなる

一方、
28歳のとき、校正者として、あるデザイン会社に入りました(アルバイト)。
そこで、何人ものデザイナーと知り合うことになりました。
そして、これが、自分がデザイナーになりたいと思うきっかけになりました。

この頃、まだデザイン業界は完全にDTP化されていませんでしたが、
完全DTP化に向かって進んでいる最中でした。

わたしは校正者として入社したので、オペレーターでもなかったし、
デザイナーでもなかったのですが、
何とか色々頼み込んでDTPを少しやらせてもらいました。

それで、イラストレーターで地図をトレースしたり、
クオークで集版をするようなことくらいはやらせてもらえました。

30歳くらいにもなって、まだ漫画を描いたりして夢ばかり見ているような、
宙ぶらりんの自分が情けなかったし、
目の前にいるデザイナーの仕事を垣間みると、
「自分でもできそう」というような気持ちがつのってきました。

そして、デザイナーとして仕事をしている彼らが
一人前の社会人に思えて、とても憧れました。

だんだん、漫画よりもデザインの方が面白くも思えてきました。
Tシャツのプリント、カレンダー、
見よう見まねでつくった広告(らしきもの)など、
何か作っては会社でデザイナーに見せたり、(すごい勇気!)
そのうちデザイナーになりたいと公言するようになりましたが、
全然相手にしてもらえませんでした。

その間、「経験者」とか「美大卒」などという人が
新しく入社してはデザイナーになっていきます。

ものすごくコンプレックスもかかえていました。

デザイナーになる決心がかたまる

ついにわたしはこの会社をやめて、
別の会社でデザイナーになろうと決意しました。
そのときちょうど、この会社であたらしくデザイナーを募集していることを知り、
再び応募してみました。
作品は、自分で描いた漫画などでした。

結果はもちろんダメでしたが、
少しばかり残っていた会社への未練を完全に断ち切ってくれました。

ただ、そのとき面接してくださった
デザイナーの方に言われたこと
「デザインでは『見やすさが大事』」という、
作品へのアドバイスは、今でもよく覚えています。

この会社をやめたとき、32歳になっていました。

それからデザインの勉強をし、
2年後の34歳のときにやっとグラフィックデザイナーとして
就職できたというわけです。


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わたしは>>>前の記事で、グラフィックデザイナーに「向いている人」「向いていない人」について書きましたが、
これは、私自身のことでもあります。

わたしはいってみれば「漫画オタク」「デザインオタク」でもありました。
また、このように、「変な人」でした。(今もかも知れません)

守るものなんて全然ありませんでしたから、
無謀な行動もできました。
もしわたしが、何か社会人として立派なことをやっていたら、
デザインをやってみたいと思っても、
それまでの地位や何かを捨て去ることはむずかしかったでしょう。

そういう意味で「普通の人」には向かないと思っています。

このブログを始めてから、
アクセス解析などで検索されることばを見ていて、
未経験で(なかには高齢で)グラフィックデザイナーになりたいと思っている人が
少なからずいるのだということを知り、
こういう記事を書いてみることにした次第です。

わたしは、「応援したい気持ち」と「やめといた方が無難ですよ」
という両方の気持ちを持っています。

今からデザイナーを目指すのって、
「大変だよ」
「無理だよ」
「何でデザイナーになんてなりたいの?」

なんて、さんざん言われましたが、
耳には入ってきたものの、
全然こころには響かず、
わたしの場合は「本当の本音であるデザイナーになる」
ということが実現されました。

もし、この記事を読んでくださった
未経験のデザイナーになりたいと思っている方で、
「大変そうだからやめよう」と思ったら、
デザイナーを目指すのは
やめておいたほうが無難かと思います。

デザインに限らず何でもそうかも知れませんが、
仕事をしながら2足のわらじで次のステップのために勉強をしていくのって、
時間も労力もお金もかかります。
相当なエネルギーが必要なんです。

他人や周りの親しい人に、何をどう言われようが

「絶対、自分はデザイナーになりたい、なるのだ」と、
心の底から思って真面目に努力して、
必要なチャレンジもしているなら、
絶対デザイナーになれます。

わたしはそういう人なら応援したいです。
でも、そういう人は、わたしなどが応援しなくても
勝手に自分でデザイナーになっていくことでしょう。

何かを実現できるかできないかは、本当の本音かどうかだけです。


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