ラヴ オン ザ フロア (LOVE ON THE FLOOR) というダンスショーを観てきました。
その感想などを書きます。
ラヴ オン ザ フロア (LOVE ON THE FLOOR) って、何?
このブログは、グラフィックデザインのことや、たまにフィギュアスケートのことを書いています。
それが、なぜ突然ダンスショーの話になったのかというと、このショーのゲストダンサーとして、フィギュアスケーターの高橋大輔さんが出演していたからです。
ですから、ブログのカテゴリー的には、フィギュアスケートの話の延長のようなものになります。
ラヴ オン ザ フロア (LOVE ON THE FLOOR) は、アメリカで有名なシェリル・バークさんというダンサーがプロデュースした、世界でも初の、「ダンスだけの」ショーです。
数年前から、高橋大輔さんに、ダンサーとしての出演をオファーしていたということですが、これが今回実現したというわけです。
高橋大輔さんといえば、現役時代から、豊かな表現力、感性豊かなパフォーマンスなどでも有名でした。
6月30日からスタートし、昨日千秋楽。ショーは大成功に終わったようです。わたしは3日目となる7月2日の夜の公演を観てきました。千秋楽は行きたかったのですが、チケットは早くもSOLD OUTになってしまい、行かれませんでした。
千秋楽がどれだけ盛り上がったかということについては、他のファンの方のブログなどで読みました。
ラヴ オン ザ フロア (LOVE ON THE FLOOR) の感想
会場は、渋谷のヒカリエでしたが、ロビーの天井からぶら下がっていたものです。
会場もとても快適でした。何より、アイスショーとちがって、室温が普通にすずしくて、防寒しなくてもいいのが嬉しかったです。
(アイスショーの方が独特なのかも知れませんが)また、トイレも数が多くて、長蛇の列なんてことは、満席なのにもかかわらず、ありませんでした。
ショーの内容ですが、「ラヴ オン ザ フロア (LOVE ON THE FLOOR) 」ということで、「愛」がテーマ。ということは、最初からきいていましたが、びっくりするほど、エロチックでした。なんというか、ダンサーたちの動きが…
20分ほどの休憩をはさんで、2時間くらいのショーでしたが、次から次へとシーンが変わっていき、台詞や歌などは全くないのですが、ダンスが素晴らしくて、全くたいくつすることなく、一気に、あっという間に終わってしまいました。
動きが機敏なのが良くて、ショーとしてはアイスショーよりも面白かったかも。
アイスショーは、一人一人のスケーターの出演ごとに、区切りができてしまいがちですが、このショーは、最初から最後まで、一つの作品として、途切れることなく流れていました。
また、注目のゲストダンサー、高橋大輔さんですが、ソロで踊るプログラムもありましたが、それ一つだけでなく、色々なプログラムの中に重要な役割で登場し、また、他のヒロインたちと組んで踊るシーンもかなり出てきてファンとしてはとても楽しめました。
実は、「本当に大丈夫なのかな?」みたいな心配もありました。でも、そんな心配は無用だったと思います。一流のダンサー陣たちの中で、ダンスだけを見れば、もうちょっとな部分もあったかも知れませんが、この人の存在価値は、そのオーラと、カリスマ性、存在感にあると思います。
そして、その集客力。わたしが見た3日目でも満席でしたが、ショーは後半になるにつれてどんどん盛り上がっていき、リピーターズチケット販売にも列ができ、フィギュアスケーターなども観賞に行ったらしかったですし、千秋楽には最高潮に盛り上がって、チケットはSOLD OUT。立ち見まで満席だったとのことです。
このような舞台芸術の分野で、ここまでやれる人って、やはり高橋大輔さんだけなのではないかと思います。おそらく、そのあたりも十分見込まれてのキャスティングだったに違いありません。
わたしは昨年のクリスマスオンアイス、6公演も観てしまって、ちょっと反省(?)して、今回は一度だけにしましたが、やっぱり、千秋楽の話などをきいてしまうと、もっと行けば良かったなあなんて思います。(アホですなー)
まあ、でも、これはテレビでも放送されるということなので、次はこれを楽しみにします。
ショーのフィナーレですが、実は撮影がOKだということが当日判明し、おおあわてでiPhoneで撮影してみました。
全然うまくとれなくてがっかりでしたが…。
高橋さんは、ほとんど白い衣装でしたが、最後だけ赤で登場します。この最後のフィナーレだけは、高橋さんのダンスが一番でした、やっぱり、そういう曲調でした。
こういうの踊らせると世界一って感じです。遺伝子レベルで何かがプログラミングされているかのようです。
それからこちらは、パンフレットです。
スターズオンアイスのときと同じ方がデザンされたのでしょうか?
また素敵な凝ったつくりになっています。写真ではわかりにくいですが、背景のグレーの部分は、ただのグレーではなく、LOVEという文字の部分は鏡みたいで、その他の部分はつや消しの金属みたいな感じです。
こういうのは、単なるCMYKの版下ではなく、それぞれの特殊印刷用の判型を作って重ねるのでしょうか。慣れないときれいにやるのは難しそうです。
パンフレットは、こういう不織布のトートバッグに入れてくれて、高いには高かった(確か3000円でした)ですが、とっても親切です。話によると、トートバッグは黒もあったようです。お客の入りもすごかったですが、パンフレットも相当売れたと思いますよ。