ワードプレスでAMPというプラグインを入れてから、エラーに悩まされていましたが、いくつか原因がわかり、対処できたので、書いておきます。今日は、「必須の構造化データ要素のエラー」についてです。
1 ファビコンを設定する
ファビコンを設定することで、「必須の構造化データ要素のエラー」が消えてくれた記事が複数ありました。わたしは今までファビコンは設定していなかったのですが、AMPでは必須の要素だということです。
ファビコンを設定するには、512px四方の画像を準備します。ちなみにこのサイトのファビコンはこれです。
ワードプレスでの設定方法は、「外観→カスタマイズ→サイト基本情報→サイトアイコン」で設定します。
2 アイキャッチ画像を幅1200px(ピクセル)以上で設定する
ファビコンを設定しても「必須の構造化データ要素のエラー」が消えない記事がありましたので、さらに調べて対処してみました。アイキャッチ画像は、AMPでは必須の要素だと思われます。ですから、可能な限りアイキャッチ画像を設定することをおすすめします。
そこで注意したいのが、アイキャッチ画像は、幅1200px(ピクセル)以上にするということが必要です。そうしないと、別のエラーが発生します。
このエラーは最初なかなかわかりませんでした。というのは、従来の常識では、「ネットにアップする画像のサイズは小さければ小さいほど良い」ということだったからです。
その先入観があるせいか、幅1200pxというサイズは大き過ぎるような気がしたのです。「まさか1200px以下の間違いじゃなくって?」なんて思い込んで、エラーに対処できないでいました。
でも、時代は変わったのです。AMPは、スマホ対応のURLが設定されるグーグルのプラグインです。スマホは意外と解像度が高いということなんですね。
幅1200px以上のアイキャッチ画像を設定したら、「必須の構造化データ要素のエラー」は消えました。
余談ですが…
それで、あまり意味はないかも知れませんが、この記事にも幅1200px以上のアイキャッチ画像を設定しているというわけです。わたしは写真ACというところの画像をよく使います。だいたいこのサイトの画像はS、M、Lと3つサイズが提供されています。
以前はネットで使う場合はSサイズを使っていました。でも、Sサイズだと1200px以上はないのです。Mサイズにしなければならないです。わたしは仕事でもよく使うので、プレミアム会員になっています。ですから、どのサイズでも無制限にダウンロードできます。
でも、無料の会員なら、確か制限があったはず? イロイロと時代は変わっていくのですね。
3 AMPをDisabledな記事にする
本当は上記1と2で十分かも知れませんが、ワードプレスの記事投稿画面の右上の、「公開」の枠の一番下に、AMPに対応するかしないか選べるところがあり、デフォルトではEnabledになっています。
これは、AMP対応だということです。それをDisabledにすると、AMP対応の記事ではなくなります。かなり乱暴なやり方ではありますが、「どうしてもエラーが消えないとき」「わからないとき」「これ以上調べるのが億劫なとき」など、Disabledにすると、AMPエラーは出なくなります。
わたしはこのサイトでは、多くの記事をこの方法でAMP非対応にしてしまいました。まだ「2」のやり方に気がついていなかったからです。
それでも、モバイルユーザビリティとか、インデックスに悪影響はないとのことなので、「まあいいかな」と思ってこの方法を使いました。