えまノート

クリスマスオンアイス2015 TV放送

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12月23日、横浜公演が終わったが、同じ日のお昼に、すでにクリスマスオンアイス2015がTVで放送されたので、録画しておいた。

TV放送の映像は大阪公演のものだった。

わたしは、テレビの録画を見るのにちょっとドキドキしてしまった。
というのは、すでに今シーズンのジャパンオープンを生観戦したあと、
その生観戦の印象と、テレビがクローズアップしたい焦点とのズレを見ていたからだ。

ジャパンオープン自体は普通の試合だった。
でも、テレビのクローズアップは、ひたすら浅田選手の現役復帰。

だから、実際のクリスマスオンアイスと、テレビの番組作りがどれほどズレているか、心配になってしまい、家に帰ってからも、すぐに録画を見ず、掃除したり、洗濯したりして、その緊張と恐怖に直面するのを恐れていた。

…なんて、大げさかもしれないが、近頃のフィギュアスケートに関する、
ネット上を飛び交う、さまざまなコメントを目の当たりにすれば、
その恐怖心も理解してもらえるかと思うほど、
フィギュアスケートに関するコメントはかなりひどいものがある。

これは、このスポーツが、日本でどれだけ注目されているかという証拠でもあるのかも知れないが、特定のスケーターの熱烈なファンはかわいらしいけど、熱烈なアンチというのもたくさん見かける。熱烈なアンチのコメントが異常だ。これは、メディアの情報が事実をゆがめてしまうことがある以上に事実をゆがめてしまっている気がする。

実際、以前、あれこれ選手たちのことやニュースになっていたことの事実を知りたくて色々調べていたときに、わたしは様々な異常アンチコメントを目撃してきたのだ。

でも、心配をよそに、テレビの番組作りは悪くなかった。
焦点はズレていたといえばズレていたかもしれない。
高橋大輔さんが氷上に戻ってきた、凱旋復活というような番組作りであった。

アイスショーは、久しぶりの高橋大輔さんということでチケットは売られていたけど、
実際のショーは「クリスマスオンアイス」であって、
トークの中で高橋さんが「これからはスケートをやっていきたいと思っていますので」と、語った程度で、
そのことをことさらクローズアップしていたわけではなかった。


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でも、ショーの中で、座長が高橋大輔さんのはずなのに、第一部のトリが荒川さんになっていたり、
ラクタブドーム附近にポスター一枚貼られていなかったり、
気になることもあったので、変な番組作りをしていなければいいな、と心配していた。
だから、番組を見て、「高橋大輔さんがスケートを続ける」と公言していることがわかり、
むしろ嬉しく思った。

ショーの様子だけでなく、高橋さんの練習風景や、近況への質問もあって、
その答えぶりに吹っ切れたものを感じて、テレビをみたあとはさわやかな気持ちになった。

世界最高得点を更新した羽生選手率いる、現在のフィギュアスケートをどう思うかという質問があって、
「これはあまりショーに関係ないのではないか?」と、この点だけ腑に落ちないものを感じたけれど、
もう間もなく全日本というこの時期であるし、
高橋大輔さんと羽生選手は、エースの世代交代ともさわがれたほど、一時、注目のライバル関係にあったのだから、
こういう質問が出てくるのも仕方ないというか、むしろ自然なことなのかも知れない。

地上波でのダイジェスト版というような放送のあと、
BSジャパンで大阪公演の完全版も放送された。

でも、2016年1月末には、また別の映像も入っているという完全版が、日テレプラスで放送されるというので、
こちらは、横浜公演の映像も入っているかも知れないので、楽しみにしている。


追記です。

クリスマスオンアイス2015が終わったあとも、自分で録画したテレビ放送や、ネット上にアップされたプログラムの動画を何度も見ています。

やはり、高橋さんはただ者ではないな、と思います。動きに引き込まれて目が離せず、この人の演技は飽きるところがありません。

シェイリーン振り付けの新プログラムの不思議な感じはクセになります。
どうしても体感1分くらいに感じてしまうので、あえて時間を意識して見たりしましたが、3分くらいはあるのです。
動きに人を飽きさせないものを持っているのでしょう。

また、オープニングやコラボやグループナンバーも、新プログラムの強烈な世界観とはまた違った、あたたかさやホスピタリティのようなものが溢れていて何度も見てしまいます。

フィギュアスケート好きな人のことをスケオタ、高橋さんのファンのことをDオタとかいうらしいですが、わたしも既にそんなようなものなのかも知れません。何度もショーを観たり、何度も動画を観たり…。最近、まるでオタクといっていいような行動です。普段この辺の話は、人にはあまり話さないのですが、ブログには書いてしまいました。

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