スターズオンアイス2016の感想です。
東京公演の最終日、楽公演を生で観てきました。
会場は、代々木第一体育館。昨年2月に行ったとき、ものすごく寒かったので、防寒対策は万全にしていきましたが、今回はとても暑かったです。(アイスショーの会場の気温は、ある程度外気と連動しているのかも知れません。)
わたしの席は、アリーナの6列目。
ロングサイドでしたが、試合ならば審査員の席ではない方だったので、プログラムによっては、演技の裏側な感じがするのですが、それはそれでまた別のおいしさがありました。
会場はスタンドの天井までほぼ満席。
今日は小塚崇彦選手の引退セレモニーもあったので、小塚選手のときは多くのバナーが振られていました。
小塚選手の件で、昨日、追加公演があったくらいなので、多くのファンがかけつけたと思われます。
わたしは、Twinkle Ice Membersという、ぴあの会員の予約でチケットをとった特典のおかげで、あまり並ばずに優先的に入場できた上、優先的にプログラムを購入することができるなど、長蛇の列に入って待つこともなく、快適にすごすことができて嬉しかったです。
演目(記憶をたよりにしているので、間違いもあるかと思います)
●前半
・オープニング、グループナンバー(高橋大輔他、レギュラースケーター)
・島田高志郎
・ケイトリン・オズモンド
・村元哉中&クリス・リード
・村上大介
・須崎海羽&木原龍一
・鈴木明子
・ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
・織田信成
・白人女性4人のグループナンバー
・村上佳菜子
・小塚崇彦
・テッサ・ヴァ―チュー&スコット・モイア
・高橋大輔、宇野昌磨、荒川静香、鈴木明子、宮原知子による グループナンバー
休憩
●後半
・3組のアイスダンスとペアによるグループナンバー
・荒川静香
・宇野昌磨
・ジョアニー・ロシェット
・パトリック・チャン
・宮原知子
・メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
・ハビエル・フェルナンデス
・浅田真央
・高橋大輔
・フィナーレ
・小塚崇彦の引退セレモニー
総じて、みんな良かったです。
特に演技が皆、良かった! アイスショーとして、充実していたと思います。
特に印象的だったのは小塚崇彦さん。
もうスケート関係の活動はしないということで、トヨタ自動車の社員になるのだそうです。
それがもったいないというほど、美しい演技、ジャンプもちゃんと決めていました。
最後にこんなベストな演技ができたことは、本当に良かったのではないかと思います。
それから、村上大介選手、織田信成さん、高橋大輔、宇野昌磨、荒川静香、鈴木明子、宮原知子による グループナンバーも良かったです。
宇野昌磨選手と宮原知子選手は、競技会でおなじみだったFSをやったこともあって、とても楽しめました。
そして、何といっても高橋大輔さん。
ジェフリー・バトル振り付けの初披露の印象的なプログラム。
わたしは、高橋大輔さんが出演するから高いチケットを買って観に行きました。
期待を裏切らない秀逸な演技、やっぱり一番良かったです。
パンフレット
>>>公式サイトで画像が見れます。
●デザイン
職業柄、このような印刷物はいつも興味津々。
おなじみのスケート靴のアイコンや背景の雪の結晶に重ね合わせて、四月にふさわしい桜があしらわれています。
色も桜色が基調になっていて美しいです。
また、デザインだけでなく、印刷技術が素敵です。
特殊な印刷技術を使っているのだと思いますが、30年を記念したロゴが光沢のある型抜きで入っています。
STARS on ICE タイトルロゴやアイコン、桜の一部は、特殊印刷の上にさらに載せてあるようで、複雑な作りになっていてキレイです。
STARS on ICE タイトルロゴの白い部分は、スケートでリンクをすべった跡のような筋が入っていたりして、細かいところまで凝っています。
●内容
出演者はいつものように淡々と紹介されていますが、今回とても楽しめたのは、高橋大輔さんとジェフリー・バトルの振り付けに関する対談。
フィギュアスケートまわりのグラフィックデザイン、いつか出会ってみたいです。
特にそそられるのは、フィギュアスケート雑誌のエディトリアルデザインですが、このようなパンフレットもやってみたいですね。