デザイン未経験からの転職

文字サイズ(Q数)は可能な限り小さく、行間は可能な限り広く(カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに見せたければ)

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カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに見せたければ、
文字は可能なかぎり小さく、行間は可能なかぎり広くが基本です。
文字は、大きければ読みやすいというものではありません。

「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」

もちろん、すべてのグラフィックデザインが、
ただ単に「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」できればいいというものではありません。
安さを売りにしたスーパーのチラシなどは、
むしろ「スタイリッシュに、おしゃれに」とは対局にあります。
また、「スタイリッシュに、おしゃれに」ではなく、
「こんなにたくさんの品揃えがあるよ!」ということを伝えたいがために、
ぎゅうぎゅう詰めのギッシリな感じをわざわざ演出することさえあります。

グラフィックデザインの本質は
「コミュニケーションデザイン=誰かから誰かに何かを伝えることをわかりやすくする」です。
ですから、いつでも「スタイリッシュに、おしゃれに」するものではありません。

でも、これはわたしの個人的な考えでもあるのですが、特に制限がなければ、
デザイナーは「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」つくらなければならないと思います。
(そして、これは、お客様にはだまって、こっそりあたりまえのようにやってあげるようなことです)

一般の人は、デザイナーにわざわざお金を払ってデザインを頼んでいるのです。
そして、「デザイナー」というものに、
基本的に「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」というものを求めていると思います。

実をいうと二次元的なグラフィックデザインなんて、
一般の人でも誰でもそれなりにできます。
家や家具のような三次元的なものとはちがって、
釘を一本打ち忘れたからといって
家が傾いてしまうなどという重大なエラーは起こらないからです。

ちょっとばかしバランスがまずくても、
文字の組版が読みづらくても、
すべては紙一枚の上での出来事で、
命にかかわることなんて全然ありません。

ワードやエクセルを使っても、
そこそこのチラシなんていくらでも簡単に作れます。

お客様の中には、自分でアドビイラストレーターを使って
何かを作れるような人さえいます。

それにもかかわらず、わざわざ自分でデザインせずに
お金を払ってデザイナーに頼んでくるのです。
だから、デザイナーは、少なくとも、お客様本人が作ったものよりも
「良く」つくって上げなければならないと思います。

そして、何をもって「良い」と人が感じるかというと、

「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」

なのです。

これはいつでも、最も意識した方が良いことだと思っています。
ときどき、難しく、くたびれてしまうこともあるのですが…。

そして、それでは一体どうやったら
「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」作れるのか?
というと、色々な手段はありますが、
最低限覚えておいた方が良い項目として

「文字は可能なかぎり小さく」

です。

また、>>>前の記事で未経験の人の作品は「文字の組み方に問題がある」と書きました。
その問題を解決する一つのベーシックな手段としても、

「文字は可能なかぎり小さく」

です。


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…ちょっとクドすぎたかも知れません。

そして、またちょっと真逆かと思うようなことをいいますが、

「小さければいいというものでもない」です。

「可能なかぎり」というのが大事なところです。

雑誌の本文なら、本文として「用を足す範囲内で」というのが「可能なかぎり」です。
タイトルなら、タイトルとして、「用を足す範囲内で」。

文の用途によっても、文字の大きさの範囲は決まっています。
もしも本文の範囲が11Qから13Qだと判断したら、
11Qにするのが「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」するコツです。
(注)雑誌のような定期ものは、すでに本文の文字サイズや行間等は、雑誌によって決まっていることが多いです。その場合はそれに従います。)

「可能なかぎり」という加減は、「小さすぎでしょ!」という一歩手前のところです。
ですから「どのくらいの範囲か?」ということを、
まず理解していくことが大事ですね。

字間と行間の関係

字間と行間の広さの関係は、

「字間<行間」

これは、基本中の基本です。
実はこれをはずすと、「読めない」ということが発生します。
だから、どんなに行間がつまっていても、
少なくとも字間よりは広くしなければなりません。

そして、さらに「カッコよく、スタイリッシュに、おしゃれに」ということを意識するなら、

「行間は可能なかぎり広く」

また、字間もあまり詰め過ぎないようにした方がいいです。

「可能なかぎり」という加減は、
「空き過ぎでしょ!」という一歩手前のところです。
それがどれくらいなのかということを、
理解していくことが大事だと思います。

適切な文字サイズや行間の広さは、
A4かB5かA5かなどの判のサイズによっても変わってきますし、
タイトル、本文、リード、キャプションかということでも変わってきます。
また、その誌面にどれだけの要素を入れるか
ということによっても変わってきます。
相対的に変わってくるものなので、
一概に何級とは言えません。


● Q数とは?
読み方:きゅうすう
級数と書くこともあります。というか、むしろQ数の方がアテ字です。
1Q=0.25mmです。
8Qの文字というと、高さや幅が2mmの文字ということです。
(ですが、文字の場合は、実際の文字は、
与えられたスペース(=この場合2mm四方の正方形)よりも
幾分小さくできていますので注意しましょう。)
Q数は、ケイ線の太さなどでもときどき使われます。

文字のサイズの単位では、「ポイント」もときどき使われています。
基本的にアドビのソフトは「ポイント」計算です。
(海外ではポイントの方が一般的?)
ですから、Q数やmmで計算すると、端数が出てしまいます。
何度か拡大縮小を繰り返すうちに、
イラストレーターは微妙な端数が出てきてしまうことがあります。

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このブログの運営者


Ema。性別:女性 年齢:50代前半。グラフィックデザイナー。現在フリーランスデザイナー歴約2年。元勤め人デザイナー歴約15年(失業期間含む)。高齢でデザイナーになった高齢者デザイナーです。40代で3度解雇になるなど、転職経験も豊富。

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