●本は良い相談相手 だから、孤独を感じたら本屋さんへいこう
それでも、次にやるべきことはわかっていました。
それは、「次の仕事をみつける」ということです。
わたしは、恐怖をかきけそうとして本屋にいきました。
「恐怖をかきけすために本屋へ行く」って、
何だか変なフレーズです。
でも、わたしは殆どいつもそうやってすごしていました。
何かいつもどこか「悩ましい」ところをかかえてすごしていたのです。
本屋に行くのは、「答えが知りたかったから」なんです。
誰かが書いた本の中に、今の自分の悩みに対する解決策をいつも期待して本を読んでいました。
だから、その頃のわたしは、自分の本棚を人に見せるのは恥ずかしかったです。
なぜならば、私の本棚を見たら、「私が何に悩んでいるのか」ということが
完全にわかってしまいそうだったからです。
話が少しそれてしまいました。
転職活動の話に戻します。
わたしは「ホームレスになってしまったらどうしよう」という恐怖をかきけすために本屋へ行き、
転職活動や何かに役に立ちそうな本をあれこれむさぼりました。
そこである一冊の重要な本に出会いました。
これは別の記事でも書きましたので、ここでは割愛します。
そして、やっと重い腰を上げて、就職活動をすることができるようになりました。
数ヶ月後、私は次の会社に、再びデザイナーとして就職することができました。
この数ヶ月間は、よく活動しました。
気持ちの上では「腰が重かった」です。
本当にずっとずっと「腰が重い」という感情を持ったまま、
半ば無理矢理活動していたような気がします。
気持ちがなかなか伴いませんでした。
それでも、活動していたので、きちんと結果は出ていきました。
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