デザイナーの転職

グラフィックデザイナーの転職 情報収集

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グラフィックデザイナーの転職での情報収集について書きます。

このサイトは個人のブログです。求人情報サイトではありません。
就職活動中の方の参考になればと思い、就職活動の体験に基づいて記事を書いています。

ところで、グラフィックデザイナーとして働こうと思うなら、
やはり、首都圏に住んでいるのが一番有利かなと、思います。
ときどき大阪や名古屋など、地方の大都市の求人も見かけますが、
ほとんどが東京都の求人だと言っていいと思います。
わたしは首都圏に住んでいるので、首都圏中心の話になります。

情報収集は複数の手段を組み合わせる

失業した直後は、「グラフィックデザイナーの求人なんて存在するのだろうか?」
と不安になりましたが、さまざまな方向から求人情報を収集すれば、
意外とたくさん応募先が見つかります。(2008〜2009年当時)

わたしは、約3ヶ月間のあいだに、約128社応募しました。
これは、言い換えれば、約128社も求人が出ていたということです。
不況と言われていた当時でさえ、こんなに多くの求人が出ていたということは、
驚くべきことでした。
しかも、さらに驚くべきことに、わたしは見つけ出した
すべての求人に応募したわけではないということです。
多すぎて応募し切れなかったのです。

紙媒体が減りつつある現在、状況はかわりつつあるのでしょうが、
グラフィックデザイナーの需要は、思っているよりずっとたくさん
あるのではないかと思います。

以下、わたしが使った情報収集源です。
・インターネットの求人情報サイト
・ハローワーク等、公的機関
・人材紹介会社
・新聞の求人広告
・無料求人誌
・有料求人誌
・専門誌
・好きな雑誌など
・知人の紹介

>>>クリエイティブに強いエージェント


>>>紙媒体クリエイターの求人もあります

・インターネットの求人情報サイト
2008〜2009年の当時でさえ、もっとも多く情報収集できたのは、
やはりインターネットでした。
「エンジャパン」のような、登録できるものは全て登録。
また、検索エンジン型のサイトからは、個々の企業のホームページにしか
載っていない求人情報を拾ってくることもできます。
インターネットでの情報収集は、今の方がもっと充実していて
中心的な情報収集手段かと思われます。
デザイナーやクリエイティブ職中心のものだけでなく、
あらゆるサイトを使うのが良いと思います。

・ハローワーク等、公的機関
・ハローワーク
ハローワークは、手続きをすれば、
インターネットからも求人情報を検索できるようになっています。
でも、ハローワークの端末にしか出ていない情報もあるので、
ハローワークにも行った方がいいです。
紹介状はもらってももらわなくても応募できます。
・人材銀行
40歳以上で専門職や管理職の人が登録できます。
・東京しごとセンター
カウンセラーが相談にものってくれるので、行ってみましょう。

・人材紹介会社
インターネットで探して、仮登録してアポイントをとってから
本登録に行くというのがほとんどだと思います。
だから、一番面倒な窓口になりますが、
一番質のいい求人があったのも人材紹介会社でした。
2週間かけて10社登録しました。
作業はまとめてすると効率がいいので、
1週目に仮登録とアポ取りをして、
本登録はまとめて2週目にするといいです。
登録した後は放置せず、ときどき電話したり
メンバーサイトをチェックします。

・新聞の求人広告
新聞は購入するのは大変なので、
週に一度、地元の図書館で、めぼしい新聞は全部チェックします。
チェックする曜日は、朝日新聞など、最も見たい新聞の
求人広告が掲載される曜日にするようにします。

・無料求人誌
リクルートの『タウンワーク社員』をピックアップしてきます。
首都圏には何版あり、毎週月曜日発行なので、
月曜日に、各版の設置箇所をまわり、ピックアップしてきます。
あらかじめ自分の都合に合わせた設置箇所を調べておく必要があります。
わたしは、渋谷、新宿、池袋、上野、品川、横浜の各駅で
ピックアップしていました。(現在とは少し地域が違うようです)

・有料求人誌
『とらばーゆ』などです。あれば買いましょう。
以前発行されていたものでも廃刊になるものは多いです。
求人誌も、インターネットにシフトしていくようです。

・専門誌
『コマーシャルフォト』『デザインの現場』などの
求人広告です。こちらもインターネットにシフトしつつあるのでしょうか?
どちらにしても要チェックです。レベル、ハードルは高そうです。

・好きな雑誌など
・その雑誌の「エディトリアルデザイナー募集」が出ていたりします。
・奥付のクレジットから、デザインをやっているところ(人)を見つけて、
ネットで検索してみると、求人が出ていることもあります。
この方法は、『マスコミ電話帳』に載っているようなデザイン会社にも
応用できると思います。でも、求人情報ではないから、効率が悪いと思ったので、
「好きな雑誌のもの」だけにとどめておきました。

・知人の紹介
多くの専門家はこれをかなり重視しているように思いますし、
有効なコネや良い人間関係があれば一番すぐに採用に結びつくように思えますが、
わたしにとっては、あまり向いていませんでした。
その後の人間関係がギクシャクしてしまうように思います。
また、コネで入社すると、その会社が合わなかったと思ってやめたくなっても
やめにくくなるのでは? という心配もあります。

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このブログの運営者


Ema。性別:女性 年齢:50代前半。グラフィックデザイナー。現在フリーランスデザイナー歴約2年。元勤め人デザイナー歴約15年(失業期間含む)。高齢でデザイナーになった高齢者デザイナーです。40代で3度解雇になるなど、転職経験も豊富。

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