えまノート

グラフィックデザインの仕事や転職のこと、勤め人だった頃からフリーになった現在のこと、ブログのことなどを綴っています。

グラフィックデザイナー転職 ポートフォリオ1

2016/06/24

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就職活動中の方の参考になればと思い、就職活動の体験談を書いています。
今日は、ポートフォリオについて書きます。

グラフィックデザイナーが転職、就職活動するときに、他の職種と最もちがうのは、ポートフォリオ(作品集)を使うということかと思います。
そして、これは大きな悩みどころですよね。


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最初に、ポートフォリオ(作品集)で最も大事なこと

  • 自分の得意分野中心に編集する

「自分の得意分野」「自分のやりたいこと」に焦点をあてて作品集を編集します。

得意分野はポートフォリオの前の方に、数も他のものより多めに、ビジュアルののサイズも大きいものを入れたりメリハリをつけたりして、目立たせるようにしましょう。

それでも、特に人材紹介会社の中には、「時系列で作品集を提出して欲しい」というところがありました。
職務経歴と同じ順番で、職務経歴を補足するかのような作品集です。
だから、「得意分野中心」の作品集と、「時系列」の作品集の、
2種類の作品集を用意していました。でも、

実際に効を奏するのは「得意分野中心」の作品集です。

「時系列」の作品集は、わたしがどんな人かプロフィールを知るために提出を求めているだけで、プロフィールがよろしくなければそこで終わりです。
また、人材紹介会社の担当営業の方は、デザイナー経験者ばかりではないですし、担当営業の方がわたしの経歴を理解するために「時系列」作品集の方が必要だったのではないかと思われます。

「時系列」の作品集は、作品で表現した職務経歴書のようなものになります。
職務経歴の脇に、その仕事で作った主な作品を並べていくような形でつくりました。
作品が手元にない場合は、デザインするときに借りに置く、写真のダミーのように、グレーのボックスを作り、言葉で作品のタイトルを入れておきました。

自分の今までの経歴が、自分でも理解できたので、作る分にはなかなか面白いものではありました。

ですが、「時系列」の作品集は、自分では切り捨ててもいいと思っているものと、得意でやりたいと思っているものも、同じ強さでただ羅列されてしまうので、自分で自分の「売り込みどころ」を決めることはできなくなります。

特に「これからこういう分野をやりたいので、自分なりに作品をつくってみた」というものは、実績がないため、切り捨てざるをえなくなります。

「時系列」の作品集は、多くの応募者にとっては不利だと思われます。

「時系列」の作品集で結果を生み出せる人は、輝くようなプロフィールを持っている、ごく一部の特別な人だけではないかと思います。

  • 決めた時間内で作る
    また、ポートフォリオ(作品集)を作ることにこだわりすぎないことも大事です。

完成度について、こだわり出したらキリがありません。

デザインの仕事と同じなので、細かいところまで気を配ったり、こだわること自体は良いことなのですが、

就職活動で最も大事なのは「人に会うこと」「たくさん応募すること」なので、
「人に会うこと」や「たくさん応募すること」をおろそかにしない範囲で作業時間を区切るようにした方がいいです。

就職活動は、する前に計画を立てるようにします。
その中でポートフォリオ作成の時間を割り当て、その時間内で一応仕上げるようにするといいと思います。

締め切り時間を過ぎたら、完成度がどれだけ低くても、そこで切り上げ、一旦まとめることをオススメします。
細かい修正は、「動きながら余裕があったらやる」ようにしていけば良いので、最初から完成度にこだわりすぎないのがいいと思います。

そして、実際に応募していく活動に移るようにします。
「今まさに募集してる求人」に応募できるチャンスをのがさないようにすることが、早く結果を出していくコツかと思います。


また、面接先の企業によって、ポートフォリオの内容は変えていかなければなりません。
例えば、相手の企業がエディトリアル中心の会社だとしたら、作品集は、エディトリアルの作品を前の方に持ってきて編集した方が良いですし、広告中心ならば、広告の作品を前の方に持ってきた方が良いでしょう。

自分の得意分野と照らし合わせて、エディトリアル中心と広告中心など、相手先企業の需要を想定してバリエーションを作っておくと便利です。

エディトリアル中心で1冊のファイル、SP系その他で1冊のファイルというように、2冊にわけてしまうのも便利でした。
ただ、どれだけ多くても3冊までかと思われます。
3冊持っていった会社では、面接の方がすでに飽きているように見えたからです。

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ポートフォリオの形状

また、作品集は、
・応募書類として提出するとき
・人材紹介会社に提出するとき
・面接に持参するとき(現物も用意できれば持参)
など、各場面に対応したものを用意する必要があります。

・紙に出力してファイルしたもの(いわゆるポートフォリオ)
・高解像度の出力用のPDF(CD-ROMに焼いて提出)
・低解像度のPDF(メールに添付したり、サーバーにアップする)

この3つの形状を常に用意しておけば事足りると思います。

次は、ポートフォリオ(作品集)の「経験年数による違い」について書いていきたいと思います。

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