サムネイルスケッチとは何か という記事です。
厳密にルールはありませんが、
初心の方がイメージが湧くように、
図を使ったりして説明しています。
サムネイルスケッチとは何か
サムネイルスケッチとは何か といいますと、
他の記事でも書きましたが、
小さなラフスケッチのことです。
サムネイルは英語で親指の爪ですが、
「小さい」ということの例えです。
「サムネ」と略して呼ぶことが多いです。
鉛筆やペンなどの手描きメモのようなもので、
レイアウトにとりかかる前に
全体のイメージを整理するために使ったり、
アイデアを出すときには、
幾つも描いてみたりするのに使います。
少し丁寧に描いて、
他のデザイナーやオペレーターに渡して、
Macで仕上げてもらうのに使うこともあります。
たいていは自分のアイデアのメモとして使うような、
ごくラフなものです。
サムネイルスケッチの描き方
サムネイルスケッチの描き方を説明します。
みどりの文字のキャプションが詳しい説明です。
自由に描いて良いのですが、
人に説明したりすることもあるので、
少しルールみたいなものも説明してみました。
私は誰かに習った記憶はないのですが、
デザイン学校の先生や先輩が描いているのを、
見よう見まねで描くようになりました。
人によって、描き方にはクセがありますが、
だいたいこんな感じです。
カタログのようなページもので、
たくさんのサムネを描く必要があるときは、
ワクだけ描いたもの
(ワクは手書きでもイラレでも、定規をつかってもいいです)
をたくさんコピーして使っていました。
DTPソフトで実際のデータを作る前に、
サムネイルスケッチを描いて、
全体のイメージを決定してしまうことをオススメします。
パソコンに向かったときは、
オペレーションに徹する方が、
効率よく仕事が終わります。
実際にDTPソフトで作り出してみると、
サムネ通りだとおかしかったり
イマイチだったりしたら、
どんどん修正していけばいいので、
あまり完成度にこだわらず、
全体像が見える程度に
サクッと描くようにすると良いと思います。
アイデアが浮かんだときに
書きとめておけるような、
アイデアノートを持ち歩くと
良いと思います。
アイデアは、メモなど、文章を描いてもいいですが、
サムネイルスケッチを使って、
視覚的にメモするというのも
良いと思います。