グラフィックデザインのワークフローとデザイナーの関わりについてお話ししたいと思います。
「グラフィックデザイン」のひとつのプロジェクトがどのように発生し、終了するか、その中でデザイナーがどんな仕事をするのかということについて、そのワークフローを図にしてみました。
グラフィックデザイナーとよく間違えられる仕事に「イラストレーター」があります。
ワークフローを見てみると、ひとつのプロジェクトの中で、デザイナーはスタートから終わりまで、ずっと関わっていますが、イラストレーターはピンポイントだけです。
このようなワークフローからもグラフィックデザイナーとイラストレーターの違いがイメージできるのではないでしょうか?
(別の記事、>>>デザイナーとイラストレーターの違いについてもご参照ください。)
広告系のデザインで、特にレベルの高いところでは、コンセプトメイキングがとても重視されます。アイデアを発想することが好きな人が向いています。
広告系に限ったことではありませんが、メインビジュアルは、写真やイラストを配置するということだけでなく、デザイナーがPhotoshopで画像合成するなど、イメージを作り上げることもあります。
また、そのようなことを得意としているデザイン会社もあります。
このあたりが、一般の人が持つ、絵に描いたような「グラフィックデザイナー」という人のイメージに近いのかも知れません。