グラフィックデザインの本の紹介です。
DVDも混ざっています。
>>>ノンデザイナーズ・デザインブック [フルカラー新装増補版](アマゾンヘ)
¥2,160
この本は、『ノンデザイナーズ・デザインブック』というタイトルの通り、デザイナーではない人向けに書かれたデザインの本です。
でも、これがなかなかあなどれません。
プロも読むべき本です。
この調子でみんながデザインをやってしまったら、デザイナーの仕事がなくなってしまうかも知れないなんて、ちょっと大げさかも知れませんが、とても良い本です。
これは[フルカラー新装増補版]ですが、改版前のものをずいぶん前に読みました。ロングセラーです。
やはり良い本は長く生き残るものなのですね。
★★★★★
>>>カラーイメージスケール 改訂版(アマゾンヘ)
この本は、伝えたいイメージを表す「ことば」をみつけて、それを表現するための「3色」を選ぶ手助けをしてくれる辞書かわりに使えます。
後ろの〈索引〉に〈イメージ語180語〉というのが載っていますので、表現したいイメージに近いことばから、配色を見つけることができます。
ロングセラーです。
CMYK指定がないのが難点ですが、目のトレーニングだと思って、カラーチャートと併用するのは初心のうちはいいかも知れません。改訂版にはRGB指定が載っています。それをイラレで入力し、CMYKに変換すれば良いです。
★★★★ CMYK数値が載っていないのがやはりちょっと痛いので、★4つにしました。(おすすめに載せておいてなんですが…)
>>>新版 カラーイメージチャート(アマゾンヘ)
¥1,620
こちらは最近本屋さんで見つけて購入したばかりの本です。
2016年1月に発売された本。
こちらも、160語、ことばを手がかりにイメージに合った配色を見つけるのに便利そうだと思って購入しました。
CMYK指定、RGB指定ともについているのでそれも便利そうです。
また、3色配色と4色配色があるのも良いと思います。
★★★★★ 会社に持って行って使ってみていますが、使い勝手がいいです。
>>>欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)(アマゾンヘ)
¥2,700
欧文書体に関する、おすすめな書籍です。色々な欧文書体がありますが、その歴史とか、使い方がとてもよくわかる本です。「どんな場面でどの書体を使ったらいいか」というのがわかってきます。書体も、色と同じように、かたちによって、なにか伝えたいイメージを伝えるものなのだということが理解できます。
★★★★★
>>>Helvetica: Homage to a Typeface(アマゾンヘ)
¥2,501
Helveticaという、とてもよく使われる欧文フォントに関する本です。
Helveticaが色々な場面で使われているビジュアルがたくさん載っています。
英語で書かれているので、今ひとつこれだけでは内容が理解できないかも知れませんが、以下のDVDも見ると、Helveticaがどいう書体なのかわかってくると思います。
>>>ヘルベチカ ~世界を魅了する書 [DVD](アマゾンヘ)
Helveticaはニュートラルな書体で、何かをあまり主張しない、不思議な書体です。
このニュートラルな書体を「どんな場面で使ったらいいか?」ということがDVDを見ると面白く実感できるかと思います。
「迷ったらとりあえずHelvetica」というほど、Helveticaは様々な場面にマッチします。
最も使える書体の筆頭かと思います。
DVDを見なくてもHelveticaを使うことはできますが、興味があったら見てみてください。
>>>Grid Systems in Graphic Design/Raster Systeme Fur Die Visuele Gestaltung
(アマゾンヘ)
グリッドに沿ったレイアウトに関する本です。
ドイツ語なので意味は全くわかりませんでしたが、グリッドに沿った、きっちりかっちりしたレイアウトに興味のある方はそそられるのではないかと思います。
段組みの色々な分割方法などが視覚的にたくさん載っていますので、見ているだけで楽しめます。
レイアウトデザインのお手本やサンプルとして参考になると思います。
高価ですが、本自体も、とても立派です。
エディトリアルデザインに興味がある方にはオススメです。