今日は、色の「三原色」というものについて書きたいと思います。
覚えておきたい三原色には種類があります。
色材の三原色、印刷の三原色、光の三原色
この3つです。
原色というのは、混ぜて作ることのできない、「おおもと」となる色です。
●色材の三原色
絵の具など、絵を描く画材の三原色です。
★もっと淡い色にしたいとき:白をまぜます。または、水彩絵の具のような画材なら水を混ぜても淡くなります。色鉛筆なら、筆圧を弱くして薄く描きます。紙の白さと混ざって見えることで淡い色ができます。
この三原色は、「印刷の三原色」や「光の三原色」にくらべて、あまり語られることがない三原色です。
でも、この「色材の三原色」は、もっとも人間の感性にわかりやすい、ベーシックな三原色です。
(中学校くらいで習うような気がします)
●印刷の三原色
印刷のインクの三原色です。DTPの色指定に使います。
★印刷のインクに白い色はありません。白は紙の色としています。
●光の三原色
PCのモニターはこれで表現されています。Webの色指定に使われています。