フレンズオンアイス2016の感想 などを書きます。
こういう記事は、フィギュアスケートが元々好きな方しか読まないのかも知れませんから、フレンズオンアイス2016 というのが一体なんなのかを説明する必要はないのかも知れませんが、このブログを読んで下さる方はフィギュアスケートについて知らないという方のほうがが多いと思いますので、まず、フレンズ・オン・アイス2016について、簡単にお話しします。
フレンズオンアイス2016 って何?
フレンズオンアイスは、日本の有数なアイスショーのひとつで、毎年8月の終わり頃開催されて、今年11年目を迎えました。
8月26日(金)から8月28日(日)の3日間で、合計5公演、新横浜スケートセンターで行われました。
座長は、トリノオリンピックで金メダルをとった荒川静香さん。
荒川さんが立ち上げたときからのメンバーは、本田武史さん、高橋大輔さんなどがいます。
小塚崇彦選手もメンバーでしたが、引退し、今年は出ませんでした。
今年は、宇野昌磨選手が初参加で注目をあびていました。
…なんて、偉そうに書いてますが、実は生で観るのは今回が初めて。
わたしは、27日の昼公演に立ち見で行ってきました。
新横浜スケートセンターは、とても小さな会場なので、立ち見やスタンド席でも、双眼鏡を使わなくても十分楽しむことができます。
リンクに近い席はとても寒いそうですが、立ち見席はそれほどでもなく、サンダル履き、ノースリーブに薄手のパーカーを羽織っただけでも、大丈夫でした。
いきなりですが、パンフレットの感想
アイスショーに行くと必ずパンフレットを購入します。
(わたしに限らず多くの方はそうでしょう。)
今まで購入したパンフレットに比べて、中身はとてもアットホームな感じのデザインです。
(表紙はさわやかな水色のアブストラクトにゴールドでロゴとタイトルが印刷されています)
クールではなく、フォントも手書き風…というか、スケーターの手書きの文字をそのまま使ってインタビューなどが書かれています。
このパンフレットで、特にわたしが気に入ったのは、アイスショーにしては珍しく、「演技の順番」が書いてあったんです!
フレンズオンアイスのパンフレットはいつもそうだったのか、誰かのリクエストでそうなったのかはわかりません。
ただ、他のアイスショー、いつも一体誰がどういう順番で滑るのか、さっぱりわからない、パンフレットにもそういうことが書かれてなくて、ちょっとなーと思っていたので、これは画期的でした。
わたしは後でブログに書けると良いなと思ってメモをとっていたのですが、休憩時間にパンフレットを見て、その必要があまりなかったことに気づきました。
さすがに「プログラム」までは書かれていませんでした。
これはしょうがないのかも知れません。
スケーターはいつも皆いそがしく、用意できるプログラムも直前まで決まらないこともあるでしょうし、ときにはそれがサプライズだったりすることもあるわけなので。
内容
第1部
- オープニング
- キッズスケーター
- 本郷理華
- シェイリーン・ボーン
- 無良崇人
- 鈴木明子
- 本田武史
- コラボ(メリル・デーヴィス&チャーリー・ホワイト、佐藤有香、ジェレミー・アボット)
- イリーナ・スルツカヤ
- 宇野昌磨
- コラボ(荒川静香、イリヤ・クーリック)
プレゼントコーナー(荒川静香、本田武史、高橋大輔、安藤美姫)
休憩20分
第2部
- コラボ(宮本賢二、荒川静香、本田武史、高橋大輔)
- 出演希望のスケーター
- 佐藤有香
- ジェレミー・アボット
- コラボ(鈴木明子、無良崇人)
- 安藤美姫
- メリル・デーヴィス&チャーリー・ホワイト
- イリヤ・クーリック
- タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフ
- 高橋大輔
- 荒川静香
- フィナーレ
特に気になった点だけ感想を書きます。
やっぱり高橋大輔さん、良かったです。特にソロはいつもながら秀逸。
オリンピックキャスターの仕事を終えて、リオから帰ったばかりとは思えないほどの完成度でした。
それから、宇野昌磨選手。フレンズオンアイスの5公演の中では、今シーズンのショートプログラム、フリー、エキシビジョンの3つのブログラムを滑ったそうです。
試合のプログラムを全部この時期にそろえてしまうこと自体スゴイと思いますが
わたしが見た時はショートプログラムで、4回転2本とトリプルアクセルの世界最高難度といっていいほどのジャンプ構成で、頑張っていました。
それから、安藤美姫さんの「マラゲーニャ」(フラメンコ)。安藤さんにピッタリのプログラムでした。
それから、鈴木明子さんと無良崇人選手。二人のコラボが特に良かったですが、ソロもそれぞれ素敵でした。
フィナーレのクイーンのメドレー、皆楽しそうでした。
曲目はしっとりした感じの曲もたくさんあったのですが、ショー全体の印象は「楽しい」って感じでしたね。